こんにちは。
新條にいなです。
ご購入・評価・レビュー、誠にありがとうございます。
おかげさまで、無事販売100本を突破することができました。
応援してくださったすべての方に、心よりお礼申し上げます。
これからも「病ん娘」シリーズを何卒よろしくお願いいたします。
今日は前回に引き続き、「病ん娘 紫編」
執筆当時の日記を公開します。
注釈付きでお楽しみください。
5月16日 本格執筆開始【5639文字】
今日から本格執筆を開始。
前の日に転んで足をねんざし、外に出られなくなってしまったのだけど、
その分、かえって作業時間を多くとれたような気がする。
21時から翌日1時までみっちり執筆。5639文字。
主に冒頭とエンディングから執筆する。
今日彼女に対してわかったことは
・H系のワードは全部正式名称で言うこと。真面目だから。
・闇の根本は「悪人に制裁を」と思っていること。それが正しいことだと考えているから。
・完全な闇堕ちのストッパーとして主人公が機能していること。主人公に嫌われたくないから。
つまり、内面では色々な感情が渦巻いているけど、
社会的にはとてもいい子。
紫は彼女の定義するところの「悪人」をどんなに裁きたいと感じても、
「悪人」を嫌っている以上、彼女は絶対に悪いことはできない。
ならばと社会的な制裁を企てるけれど、
それを主人公が喜ぶとは思えないし、
そんな自分が好かれる自信がないので
結果的には何もしない。
そうそう、捻挫したんですね、この日。
同時執筆していた
の内容について考えていたら、公園の階段から落ちたという。
落ちた時は本当にどうしようかと思いました。
今はもちろん完治してますよ!
この日から本格執筆開始しています。
わたしは設定を作った後、書きながらさらにキャラクターを理解していくのですが
上に書いたことは、わたしが個人的に紫を非常に信頼できると感じている部分です。
正義感が強いので、彼女自身が「悪いこと」
と感じることは絶対しない、できないというところですね。
それが彼女の苦しみの要因にもなっているのですが、
こういう真面目な人は個人的にとても好きなので、
書きたいと思っていました。
5月28日 執筆完了
ついに完成。
27日に目いっぱい書き、1日で8000文字くらい執筆した。
作業が終盤になると、
完成=キャラクターとの別れに感じられ、
淋しくなって作業スピードが鈍ることがある。
なので締め切りはありがたい。間に合って良かった。
作業が本格的に始まると、
一気に日記の執筆頻度が下がっていてなんだか申し訳ありません……。
以前のブログ記事でも書きましたが、
紫は執筆当時はかなり怖い子を想定して書いていて
「大丈夫かな~ちょっと厳しすぎるかな~」
と思うこともあり不安だったのですが、
めぐり逢音さんのイラストと、逢坂成美さんの演技により
非常に良い方向に変わってくれたなあと思っています。
険のある印象だったのが、いい意味で柔らかく女性的な雰囲気のキャラクターになったなあと。
めぐりさん、逢坂さん、誠にありがとうございました。
制作日記は以上でおしまいです。
まだまだ紫ネタはあるのですが、ここでひと段落させ、
次回以降は
「あまとろ病ん娘 ~あかねと野外えっちしちゃお?~」
の二階堂紅音の話もしていきたいと思っています。
紫は「ヤンデレ」の
「ヤン」と「デレ」を比較的くっきり分けて表現したキャラクターで
病み方自体も
「主人公を絶対困らせたくない。でも精神的なよりどころにしている、愛情が重い部分が見え隠れする」
「主人公を絶対困らせたくない。でも精神的なよりどころにしている、愛情が重い部分が見え隠れする」
という程度にとどめていました。
しかし紅音は真逆で
「主人公を困らせて愛情を確かめたい。不安定な自分を受け止めてほしい」
「主人公を困らせて愛情を確かめたい。不安定な自分を受け止めてほしい」
というキャラクターなので、
2人で一対になっているところも含めて、お楽しみいただけたらなあと思っています。
ではでは紫編・紅音編ともども、今後ともよろしくお願いいたします。
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